根管治療とは？
根管治療（歯の神経の治療）って、そもそもなに？
虫歯菌は歯の表面のエナメル質から徐々に内側に侵食し、最終的には神経を侵してしまい、痛みも治まりません。そこで、虫歯菌に侵された神経や感染物質を取り除き、根管内部の汚れた部分を綺麗にし、除菌して再起させる根管治療をする必要があります。
根管治療の流れ
根管治療の流れ
1重度に進行した虫歯に行います
▲根管治療は虫歯が進行し、感染が神経にまで達してしまっているような重度の虫歯に対して行う治療です。
2根管内の汚れを取り除きます
▲根管内は補足湾曲しているため、暗く見えにくくなっていますが、専用の器具を使って丁寧に掃除していきます。
3根管内の殺菌と洗浄
▲神経を全て取り除いた後は特殊な洗浄液を用いて根管内を殺菌洗浄します。
4歯科用セメントの注入
▲殺菌洗浄が終わったら、無菌状態の根管に歯科用セメントを注入します。
5根管を封鎖
▲隙間なく注入した歯科用セメントが固まったら、根管の入り口を封鎖し虫歯菌の感染リスクを減らします。
6被せ物の装着
▲ここまで終えたら、被せ物をして歯の機能を回復させます。
根管治療後の注意点について
- 根管治療は歯の内部（神経）の治療のため複数回に分けて行うことから途中で治療を中断しないよう通院していただくことが大切です。
- 根管治療中に固いものを嚙むと歯が欠けたり痛みがでる場合がありますのでご注意ください。治療前のカウンセリングおよび治療後に再度ご説明させていただきます。
- 根管治療中に歯が割れている場合は抜歯する可能性もあります。
その場合はご相談させていただきます。
